写メ日記

厳しい冬と小さな春

2023/02/01 08:44:56


おはようございます。

2月になりました。
2月の異名はいろいろありますが、「如月(きさらぎ)」が最も一般的です。
その由来は、更に衣を重ね着するという「衣更着(きさらぎ)」からですが、使われている漢字は中国の2月の異名「如月(にょげつ)」です。
如月(にょげつ)には、厳しい冬が終わり、春に向かって万物が動き始める時期という意味があります。

2月には如月の他にもさまざまな異名があります。
まずは「令月」、何をするにもいい月、素晴らしい月という意味があり、新元号「令和」の由来ともなりました。
また旧暦では1月〜3月が春とされ、2月はその真ん中の月ということから「仲春」という呼び名もあります。

そして、「梅見月」「雪消月」「木芽月」など、厳しい寒さの中にある小さな春を思い起こさせる言葉も多いです。
さらに「恵風」は、漢字の通り恵の風、春風という意味があります。
小さな春を見つけた嬉しさに、まだ2月に入ったばかりですが、あと一息で寒さを乗り切ることができるような気持ちがしました。

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