おはようございます。

　美味しいお店情報について、意見交換会をしていました。といえば、会議をしているようですが、ただ単に、今度はどこのお店に食べに行こうかの雑談です。
「焼肉でお勧めの店がある」という意見に、耳がピクリと反応しました。
近江牛の焼肉らしく、話の内容から一度行ってみたいと思わせるようなお店でした。

　昔ながらのお店が左右に所狭しと並ぶ細い路地。一歩脚を踏み入れると、かなりディープな感じが漂っていました。その真ん中あたりに、お店はありました。
間口は狭いですが、入口から奥へとコの字に設けられたカウンターだけのお店。8人ぐらい入るともう満席という感じでした。

　おまかせコースにしました。
突き出し、肉刺し、焼き、というと普通の焼肉店をイメージされると思いますが、全ての肉を冷蔵庫から塊を出してきて、目の前で切って、カウンター越しに出してくれました。
これはまるで割烹スタイルだと、感激でした。
肉割烹といわれるお店はありますが、ここは肉割烹というより焼肉割烹のようでした。
　肉刺しだけでなく、焼きのお肉もすべて目の前で切っていました。

　圧巻は、タン刺しでした。
ドス黒い皮のついた牛の舌の塊。
当たり前なのですが、人間の舌よりはるかに大きいです。色が濃いめのグレーだったのには驚きました。
皮を丁寧に剥いで、身を極薄にスライス。
切り立てのタン刺しのトロけるような味わい、
牛の舌を食べて、舌鼓を打ちました。

　どれもこれもが美味しくて、またぜひすぐに行ってみたいなと思いました。

　今日も、素敵な一日になりますように！