おはようございます。

　今日は、ズワイガニの解禁日です。
なぜ11月6日なのかというと、一番有力な説は「立冬」だから。二十四節気のひとつ「立冬」は、冬のはじまりを意味します。
つまり、「冬のはじまり」＝「カニ」を連想しやすくするために、11月6日に設定したのではといわれています。
カニの保護のため、メスガニ翌年1月10日まで、オスガニ翌年3月10日までが漁期となっています。

　ズワイガニは地域によって呼び方が違います。
主なところで、石川産はオス「加能ガニ」メス「香箱ガニ」、福井産はオス・メス「越前ガニ」、京都〜島根の広範囲ではオス「松葉ガニ」メス「セコガニ」「コッペガニ」です。
栄養豊富な海で育ったブランドガニの太い足には、身がぎっしりと詰まっています。
茹でるとホクホクしっとりで、ズワイガニの繊細な旨味と甘みを堪能できます。
ボイルしたカニの身とカニ味噌が一緒になった足の付根のあたり、最高です。

　オスもとても美味しいのですが、私はコッペガニも好きです。コクがあり旨味が凝縮されたカニ味噌と内子、プチプチとした食感がたまらない外子、他のカニでは味わえない美味しさです。
できることなら、食べやすいように殻から全て取り出してもらえると、さらに嬉しいです。
またコッペガニは、半分に割って味噌汁に入れるととてもいい出汁がでます。
ちょっと贅沢な味噌汁ですが…。

　ただ今は肉料理に夢中ですが、カニが解禁となると、やっぱり食べに行かないといけません。タグ付きの足が太〜いのを！

　今日も、素敵な一日になりますように！