おはようございます。
電車待ちの時にふと見上げると、空の青を借景にして山の緑がくっきりと盛り上がっているように見えました。
強烈な太陽の光にあたり、水分を吸い取られてしまったかのような乾いた緑には、初夏や初秋の瑞々しさは感じられず、ただ暑さのみが伝わってきました。

まだ朝早きとき、緑はいきいきとしています。
昼間は吸い取られてしまう水分を夜のうちに溜め込んでいるのか、とても元気そうです。
そんな木々の立ち並んだ小径を歩いていると、木々の生命力が降り注いでくるような気持ちになります。
まるで、グリーンシャワーのようです。

緑は酸素を生み出すだけではなく、空気を浄化しさまざまな有害物質を吸収するということが明らかになっています。
山などに行くと、空気が美味しいと感じるのはそのせいです。
ですから、朝のグリーンシャワーは体の中まで浄化されていくような気分になります。

グリーンは癒し、健康、安定性をイメージさせ、疲労回復やストレス軽減などの心理効果もあるそう。
あくまでも気持ちの問題でしょうが、両手を高々と挙げ、胸を開いて、グリーンシャワーを思いっきり浴びると、今日はかいいことがありそうな気になりました。