今日から5月のスタートです。
でも、あいにくの雨だったので朝活ウォーキングはお休みしました。その分、朝から時間に余裕ができました。

　時間ができるとボーっとするのがもったいなくて、洋服の整理をしました。寒い時期にたいへんお世話になった冬のコートやマフラーを片づけたり、もう着ることもないだろうと思われる洋服を処分したりしていると、ひとつひとつのものから私の手をつたって心のなかに伝わってくるものがありました。

　それは楽しいかったことや嬉しかったこと、辛かったことや悲しかったこと等のいろいろなシーンでした。思い出というよりも、むしろ過ごしてきた人生そのものだったのだと感傷に浸っていました。
「整理することは、心の整理をすること、心をクリーニングすること」というお話を聞いたことがありますが、まさに今朝は心のクリーニングをしたような気分でした。

　風薫る五月、青葉若葉を吹きわたる爽やかな初夏の風を感じる季節です。
花の香りを運んできた春の風から初夏の風へと季節は移ろい、そよぐ風に若々しい緑の香りがします。
毎年、新緑の季節になると新しいスタートをきるような気持ちになっていましたが、それは新しい季節を迎えるために、身の回りのものを整理するせいもあるのかもしれません。

　5月1日、朝から心のクリーニングをしました。綺麗になった心で、行く春の名残りを惜しみながら、初夏を迎える喜びに思いを馳せていました。
そういえば今日からはじまります。
京都の夏の風物詩である鴨川の納涼床が。