おはようございます。
今日から、気温がかなり下がるようです。
10月の今頃の日中の気温が、例年は25℃ぐらいらしいのですが、それに比べると今週は5℃前後ほど低くなりそうです。
一気に寒くなるのは嫌な感じですが、紅葉の方にはありがたいこととなるのでしょうか。

　先日、北海道のお土産にししゃもをいただきました。「本ししゃも」というラベルが貼ってありました。
なぜわざわざ「本」をつけるの？

　私は魚卵系が好きなので、子持ちししゃもを好んで食べます。
ですが、よく売られている「子持ちししゃも」は、その多くが輸入品でししゃもではなくししゃもの代用品である「カラフトししゃも（カペリン）」でした。
子持ちししゃも市場の９割以上がカラフトししゃもだというのですから驚きです。
だからあえて、「本ししゃも」というラベルを貼っているのでしょう。

　北海道のししゃもは高いですが、美味しいといわれています。
本ししゃもは、日本のみ、それも北海道南部の太平洋沿岸の一部地域でしか獲れません。
さらに一年のうちで漁期が30日という短い期間しかないため、たいへん貴重な魚です。
本ししゃもは、天然の脂がのっているので、パサパサした食感のカラフトししゃもとは違い、身もしっとりとしていて旨味があります。
身の美味しさを楽しむなら、卵が無い分、体全体に栄養がいきわたっているオスの方がお勧めらしいです。

　一般に出回っているのは干物ですが、旬の本ししゃもは、刺身やにぎりがたいへん美味しいらしいです。
まさに今、北海道に行けば食べられるのでしょう。ですがかなり高級品です。
生の本ししゃもの身は、いったいどんな味わいなのでしょうか。
ぜひ、食べてみたいなと思いました。

　今日も、素敵な一日になりますように！