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羽子板市

2022/12/17 06:55:45


おはようございます。

クリスマスの方が早くやってきますが、「もういくつ寝るとお正月」と指折り数えられるほどに日一日とお正月が近づいています。

この「お正月」という歌に、「お正月には まりついて おいばねついて あそびましょう」と、女の子向けの正月遊びが歌われています。
鞠つきや羽根つきは、もう今ではすっかり見かけなくなった遊びです。

羽根を羽子板でつき合う羽根つき、羽根の根元にはかつては、ムクロジ科の落葉樹の黒い実が使われていました。
ムクロジは漢字で「無患子」と書きます。これが「子が患わ無い」と解釈できるため、女児への無病息災の願いを込めて、江戸時代には女児のいる家に縁起物のお歳暮として、羽子板が年の暮れに贈られていたそうです。

12月17日〜19日まで、東京は浅草の浅草寺で縁起物の羽子板市がたちます。
暮れの大賑わいで境内にずらっと出店が並び、見物客で賑わいます。
江戸時代は、暮れの市といったそうです。

羽子板市の写真をみているだけでも、その種類の多さに驚きます。羽根付きをするにはもったいないくらい豪華なものもあります。
しかし、「無患子」のための縁起物だと考えるとそれもうなずけます。
たまにはお正月に羽根つきもいいかもしれませんが、華やかな羽子板を飾ってみたくなりました。

今日も素敵な一日になりますように!

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