おはようございます。
昨日で関西の松の内も明け、お正月のお祝いも終わりを迎えました。
お正月の花がなくなりちょっと寂しくなったスペースに早咲きの梅を飾りました。
香り豊かに甘く咲き誇る梅に、桜とはまた違う梅見の妙を感じています。

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」のことわざにもあるように、梅は桜よりも剪定の手間がかかります。梅は桜以上に手をかけないと綺麗に生きられない花ともいえるでしょう。
ですから、梅の花で人を集めるほどの梅となると、さぞかし丹精こめたものなのだと思います。

それならば、一本一本の梅見の妙は、通の花見ともいえるのではないでしょうか。
百花に先駆けて咲く早春の花の香りに、春の訪れをかすかに感じました。