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小さな故意の物語

2023/07/09 07:23:07


おはようございます。
最近、読書のペースがかなり早くなっています。
次の展開をとにかく知りたくて、 少しの合間も惜しんでは本を開いて読んでいます。
そこには、しっかりと作者の術中にハマっている自分がいます。

本屋さんをウロウロとしながら、パッと目に留まった本を手に取り、作者や裏表紙に書かれたあらすじなどを見て、読んでみたいと思ったものを買うようにしています。
ここ何冊かは長編ミステリーが続いたので、ホッとひと息つく気持ちで、短編集を買いました。

それは東野圭吾のもので、7作品が収録されていました。
置いてあった場所から察すると、新刊だとばかり思っていましたが、3作品目を読んでいるうちに、過去に読んだ記憶が蘇ってきました。
同じ本を2回も買って読むなんて、もったいない気持ちにもなりましたが、明確に読んだと認識できたものは、2作品のみでした。

意外と覚えてないものです。
ただ、読後の感想は前回とは違うものでした。
内容を読んだ後に、「小さな故意の物語」という上手いタイトルに感動したり、場面を交互に切り替えていく構成に共感したり、ちょっとコレはイマイチかなとケチをつけたりと、なんやかやと楽しむことができました。

読み終えて、改めて表表紙のデザインを見ると、確かに以前買ったことがあるものでした。
本のタイトルは最後の7作品目のものになっていましたが、私的には、一番最初の「小さな故意の物語」がよかったかなと思っています。
さあ、次の本は何にしましょうか?

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