おはようございます。
どこに行っても「暑いですね」という言葉が挨拶のようになってしまいました。
また、早くも最も暑い９月になるとの観測も出ています。
初秋の風を阻むのは、太平洋側からの暖湿流。
海面温度の高さが一服するまで、高温多湿は去らないようです。

魚屋さんで聞きました。
海面温度が高いと、魚もお風呂に入っているようになって、あまり美味しくないそうです。
秋の味覚、高値の秋刀魚も入荷が少なく、魚が
ぬるま湯に浸かっている状態なので身の締まりも悪いとか。
聞いているだけでも、ふやけた秋刀魚が目に浮かぶようでした。

ですが早朝には少し秋の気配が感じられます。
「初風と万の毛穴が知らせけり」
半袖Tシャツを捲り上げた腕にあたる爽やかな風、歩を進めるスピードに合わせ頬を撫でるように過ぎてゆく心地よい風。
秋の澄んだ風が体感できる唯一の朝の時間です。
早起きしてよかったなと思います。

初秋の初風はいつになるやら。
元旦に吹く風も初秋に吹く風もともに、初風というそうです。
今年は、初風ともう一つの初風の間はかなり狭そうです。