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マクドナルド理論

2022/07/21 05:27:20

  おはようございます。
今日の朝はゆっくりとできるので、久しぶりに朝マックでも買いに行こうかな?と思っています。
朝マックのマフィンは、たまに食べると美味しいなと感じます。朝しか売っていないというのがいいのかもしれません。

 マックといえば、マクドナルド理論をご存知でしょうか?
ふたつあります。
ひとつは、アメリカのジャーナリストが提唱した外交理論で、海外に広くチェーン展開する店が、世界の平和を保つというものです。
子どもから大人まで人気のマクドナルドは各国に世界標準の消費の喜びを実現しました。
国民は戦争よりハンバーガーを買う列に並ぶ方を選び、為政者は容易に戦争を起こせなくなるというものです。

 もうひとつのマクドナルド理論は、前者と比べてかなり身近に感じるものです。
「お昼、どこに行こうか?」という時に、「マクドナルドにする?」と提案すると、「いや、マクドナルドにするくらいなら、〇〇にしようよ」というように、可能な選択肢のうち最低のものを提案することによって、そのアイデアを実行しないために、よりよいアイデアを出そうとするという理論です。

 実行可能な中での最悪のアイデアが、議論をはじめるきっかけをつくり、人は突然創造性を発揮し始めるのです。
人は悪いアイデアを覆すために、よりよいアイデアを出す習性を持っているそうです。
これは、仕事の場でも活用されていて、このマック理論のような第一声を投げかけることにより、議論が活発になり、アイデアがどんどん湧き出てくるようですよ。

 あまり深く考えず、食べたいなと思った時にマックに行っていましたが、こんな使われ方をしているとはまったく知りませんでした。
マクドナルドにはちょっと失礼な話だったかもしれません。

 今日も、よい一日をお過ごしください。

 

夏の大三角

2022/07/20 05:38:32

  おはようございます。
昨日の雨は、かなり大きいものとなりました。
ちょうど講演を拝聴している最中に、一斉にスマホの警戒情報の着信音が鳴り響いていました。
電車のダイヤも荒れ模様でした。
今日は雨ではなさそう。
お天気のせいではないですが、ちょっといつもよりお洒落をして出かけようかなと思っています。

 「夏の大三角」をご存知でしょうか。
夏の大三角とは、春から秋にかけて明るい3つの星が天の川をまたいで三角形に見えることからついた呼び名です。星座ではありません。
天の川を挟んで向かい合わせのように見える星が、こと座のベガとわし座のアルタイルです。
そして、天の川のなかにあるのが白鳥座のデネブです。
この3つの星を結んだものが、夏の大三角です。

 夏の大三角の星たちは、七夕の星でもあります。七夕伝説に出てくる織姫と彦星は、ベガとアルタイルのことです。
年に一度天の川を渡るときに、どこからか現れるカササギが、ふたりのために橋を架けるといわれています。
このカササギが白鳥座のデネブです。
ベガとアルタイルに並んで輝く白鳥座は、実際に天の川に橋を架けるかのように翼を広げています。

 白鳥の真っ白な翼で結ばれたふたりの軌跡は、宝石を散りばめたようなスターダストに見守られながら、美しく輝ける星の世界の恋物語となりました。
「美しの 銀河を渡り 恋語る
         ふたりを結ぶ 夏の三角」
無限に拡がる宇宙の神秘に、魅せられた気持ちにでした。

 年に一度しか逢うことができない織姫と彦星ですが、このベガとアルタイルのふたつの星についておもしろい話があります。
ベガとアルタイルの距離は、16光年離れています。つまり、151兆km離れていることになります。
16光年は光の速さをもってしても、16年かかります。織姫と彦星が一年に一度の逢瀬を叶えるためには、光の速度よりも早く移動しないといけません。
もしかしたら、ワープでもしているのでしょうか。

 まだまだ宇宙は、未知の世界です。
今なお銀河はかなりの高速で移動し、宇宙空間はさらに拡がっています。
無限に拡がる宇宙を思うと、素敵な夢を抱いて毎日を過ごしたいなと思いました。

 今日も、よい一日をお過ごしください。

お土産はプレミアム

2022/07/19 05:42:42

 おはようございます。
朝起きて、雨音が聞こえるのは久しぶりのような気がします。
雨の日はウォーキングができないのが残念ですが、たまには休むのもいいかもしれません。
今朝は、雨のおかげでちょっぴりと余裕ある朝の時間、朝ごはんだけでなく晩ごはんの分も作ってしまいました。
朝から運動した後のスッキリ気分とはまたちょっと違ういい気分です。

 昨日は、新神戸て新大阪間を新幹線で往復しちゃいました。三連休の最終日とあってか、どちらの駅もたくさんの人でした。
キャリーケースを引いている人が多く、またベビーカーを押している人、小さい子どもを連れている人等、いつもと様子が違う人の行き来でなかなか思うように前へと進めませんでした。
ところが、新大阪から大阪駅のホームに着いた時にはちょっとびっくり、なぜか閑散としていました。改札を出たら人が多かったのかもしれませんが…。

 新神戸駅で少し時間があったので、改札近くのお土産ショップに立ち寄りました。
神戸のはずなのに、大阪や京都で見慣れているものばかりでした。お店の中をひとまわりしましたが、今ひとつ購買意欲が湧きません。
結局手に取ったのは、電車の中で食べようと思った亀田製菓の小袋お菓子と伊右衛門のお茶でした。
さあレジへ、と向かえば長蛇の列。
手に取ったものをまたもとに戻して、改札口へと向かいました。

 新幹線の駅には、お土産を売っているお店があります。
お土産ショップとしていろいろな商品が集約されているお店は、一見すると品揃えは豊富なようですが、あちこちで見かける物が多く、いつでもどこでも買えるという気になります。
ですが「ここにしかない!」となると、「ここで買わなければ!」という思いが強くなります。

 伊勢の赤福餅。どこに行ってもあります。
ですから、お土産としてはあまり買いません。でも、なぜかこれはよく売れているみたいです。
551の豚まん。ここでしか買えません。
ですから、東京へのお土産に持って行くとかなり喜ばれます。
広島の紅葉饅頭や京都の千寿せんべい、博多のめんべいなどは、大阪駅のコンビニでバラ売りもしています。

 どこでも買えて便利なのはいいのですが、「ここにしかない!」というプレミアム感がなくなってきたように感じます。
「広島のお土産です」と紅葉饅頭をいただいた時は、すごく嬉しかったことを覚えています。
今、いただいたとしても「昨日、大阪のコンビニで買って食べたのと同じ」ぐらいにしか思わないでしょう。

 そう思うと、お土産選びがますます難しくなってくるように思います。
私の最近のヒットは、横浜の崎陽軒のお店で買った海老シュウマイと帆立シュウマイでした。
これは、崎陽軒のお店にしか置いてないそうです。

 今日も、よい一日をお過ごしください。

 

25光年を駆ける恋

2022/07/18 05:49:22

 おはようございます。
祇園祭りの山鉾巡行も終わり、本格的な夏となりました。
そろそろ、花火が夏の夜空を彩る季節がやってきます。
まだ花火大会には少し早いですが、昨晩の夜空にも美しい星がキラキラと輝いていました。

 七夕の日に天の川で念願の逢瀬を叶えた織姫は、川の西岸に戻りました。そして、夏の夜空で美しい輝きを放っています。まるで、銀河を挟んで彦星をずっと見つめているようです。
織姫とは、こと座のベガのことです。
ベガはこと座で最も明るい恒星で、全天21の1等星のひとつです。

 地球からわりと近いとされるベガですが、その距離は25光年、約236兆5,000億kmあります。
太陽と地球との距離が約1億5,000万kmなので、太陽よりも遥か遥か彼方の想像もできないような空間から、光と輝きを届けてくれているのです。

 晴れた夏の夜、東を向いて空の高い位置に目をやると、ひときわ明るく輝く白い星を見つけることができます。
これが、ベガです。
表面温度は9,000℃。太陽の倍ぐらいの熱い思いが25光年の距離を駆けてくるような気がします。
ベガの輝きが彦星への恋心だと思うと、その白い光をいつも以上に美しいと思いました。

 地球の自転軸は、コマが首を振るように少しづつ振れています。
その歳差運動のために、12,000年後にはベガは北半球の天頂に位置し北極星となります。
昔から、航海の目標として重要な存在であった北極星。
12,000年後の未来には、ベガはどんな輝きを見せてくれているのでしょうか。

 今日も、よい一日をお過ごしください。

シンプルとアレンジ

2022/07/17 05:59:12

 おはようございます。
これから本格的な夏だというのに、もう秋の味覚の話です。
秋刀魚が不良で記録的な高値だそうです。
初値は一匹1万円。大間のマグロよりも高いという話題でした。
庶民の魚というイメージの強い秋刀魚でしたが、高嶺の花になってしまいそうです。
ちょっと悲しいです。

 先日、イタリアンを食べに行きました。
イタリアンといえば、ピザやパスタを食べる店と思う人も多いですが、フレンチのような本格的なコース料理もあります。
いつも思うことなのですが、イタリアンとフレンチの違いがよくわかりません。
どう違うのか尋ねてみても、意外とみんなよくはわからない様子。
イタリアンとフレンチは、いったいどう違うのでしょうか。

 案内された席につくと、テーブルの上にはナイフ、フォーク、スプーンがずらりと並んでいます。このイメージはイタリアンもフレンチも同じです。
ですが、テーブルマナーについてはだいぶ違うようです。
調べてみると、フォークやスプーンの使い方、パンの食べ方、食事が終わった後のナイフとフォークの並べ方まで違いました。
まったく知りませんでした。

 違いを聞いたときにいつもよく返ってくる答えは「イタリアンは魚介が多く味付けはシンプル。フレンチは、ソースが決めて」というようなものでした。
まったくその通りで、イタリアンはオリーブオイルやバルサミコを使い食材は本来の味を重視。それに対してフレンチは、フランスは酪農がさかんなこともあり、乳製品を使ったアレンジが多く、濃厚なソースが特徴的だということでした。
シンプルなイタリアン、アレンジのフレンチということになります。

 ですが、イタリアンとフレンチはもともとは同じものらしいのです。
フレンチのルーツを辿ると原点はイタリアです。
1533年フランスのアンリ2世に嫁いだイタリアのメディチ家のカテリーナが、料理人だけでなく食器にいたるまで持って行ったということです。
それまで質素なものばかりを食べていたフランス人はカルチャーショックを受けて、それから料理の腕を磨いたそうです。

 最後にもうひとつ、イタリアンとフレンチのわかりやすい違いです。
それは、フルコースの品数がフレンチの方が若干多いということです。
これは、イタリアへの対抗意識の表れだそうですよ。
まあ、美味しかったら違いなんてどうでもいいですよね!

 今日も、よい一日をお過ごしください。

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