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運をつかむには…

2022/07/06 06:27:05

  おはようございます。
昨日は、いつ降るかいつ降るかという心配の多い一日でしたが、とうとう夕方ごろに堰を切ったように降り出しました。
タイミング悪くずぶ濡れになりました。
 今日もよくわからない空模様ですが、洗濯アプリからのメールには「厚手の洗濯物も乾くでしょう」とありました。
少し久しぶりに、外干しができそうです。
蒸し暑さには辟易しますが、やっぱり雨は降ってほしくないです。

 昨日は、同期会でした。
同期といっても会社ではなく、会社関係で所属している会の同期です。
ですから職業も違えば、年齢も多少は違います。
久しぶりに顔を合わせたので、何だか懐かしい気持ちでいっぱいでした。
ビジネス上で特に繋がりはなくても、「同期」というだけで何年経っても親近感を覚えます。

 久しぶりに会うといろいろと驚くことがあります。
まずは、見た目。よく言えば、出世をして貫禄がついたともいえますが、ちょっと老けた?太った?という感じの人もいます。
またいつの間にか結婚していたり、離婚していたりと、家庭事情にも変化がありました。
それでも、同期が揃えば懐かしい話だけではなく、近況報告や噂話、そしてまじめにビジネスの話で花盛り。やっばり、いいものです。

 「『運がいい』という『運』とは、訓読みでは『運ぶ』と読みます。だから運をつかむには、まずは足を運ばなければなりません」という話を聞いたことがあります。
同期で会は、参加したから即仕事に結びつく会ではありません。忙しいからと断ってもよかったかもしれません。
ですが、一見同期で盛り上がっただけの会のなかにも、私にとってはとても学ぶべきことが多いひとときでした。
この学びが、もしかしたら運をつかむ可能性を秘めているのかもしれません。
そう考えると、参加すること、足を運ぶことも大切にしないといけないと思いました。

 今日も、よい一日をお過ごしください。

風の盆恋歌

2022/07/05 05:52:45

   おはようございます。
まさに、嵐の前の静けさ。黒っぽい雲に、生ぬるい風。雨もポツポツ降り出しました。
猛暑続きに、豪雨、電波トラブル、そして台風。
次から次へと、息つく暇もありません。
でも、今朝、家のすぐ近くに公衆電話を見つけたのは嬉しかったですね!
今まで気づかなかったのが不思議です。

 先日ご馳走様いただいたお礼状の時候の挨拶で頭を悩ませていましたが、ちょっと素敵なものを見つけました。
「都会ではなぜか天の川も見られませんが、ふと夜空を見上げ、気分だけでも七夕にひたってみました」
七夕が近づいているので、こんな挨拶もロマンチックだなと思いながら、七夕伝説のことを考えていました。
一年に一度、7月7日の夜にだけ天の川を渡って会うことを許された織姫と彦星の話です。

 「一年に一度の逢瀬」、そんなおとなの恋を描いた小説があります。高橋治の「風の盆恋歌」です。
若い頃、互いに思いを通わせながら別れた男女が、20数年の時を経て、愛を育むという物語です。
それぞれに家庭をもつふたりは、毎年、風の盆の3日間だけ富山県八尾で過ごします。
不倫には違いないのですが、それだけでは片付けられない哀切な恋愛小説です。
そしてまた、ところどころにある酔芙蓉の描写がとても美しいのです。

 「散るまでに一度は酔いたい、あの酔芙蓉のように」
儚い花ほど人は、愛おしいと思うようです。
それは限りある生を、精一杯に彩ることへの憧れなのでしょうか。
ふたりにとっては、この3日間だけが自分の生きた意味を全身で感じることができる現実。残りの362日は、夢か幻だったのだと思います。

 まるで酔芙蓉のような、ふたりの恋。
儚い命であることがわかっていても、紅色に咲き誇る花なように、ふたりは一年に一回の逢瀬にすべてをかけていたのでしょう。
「しのびあう恋 風の盆」

 風の盆とは、富山県八尾町で、毎年9月1日〜3日まで行われる祭りです。
踊りを踊る女性たちの細やかな手振りやしなやかな動きが、えもいわれぬ情緒を漂わせます。
それが、愛する人への決意を伝えているようにも見えます。
その溢れんばかりの思いが、酔芙蓉の花となぜか重なってしまうのです。

 今日も、よい一日をお過ごしください。

7月4日に生まれて

2022/07/04 05:27:38

  おはようございます。
昨日は久しぶりの雨に潤いを感じるかと思いきや、一時はすごい降りになりたいへんでした。
あまり極端な変化は、嬉しいものではありませんが、水不足に悩んでいた野菜にとっては恵みの雨となったのでしょうか。

 今日は、アメリカの独立記念日。イギリスからの独立が正式に宣言された日です。
もっともアメリカらしい祝日といわれ、独立記念日の一週間は全米が祝日モードとなるそうです。
そして7月4日は、アメリカ国民にとって今も誓いをたてる日となっています。

 7月4日は、私にとっても思い入れのある日です。
毎年この日が近づくと、過去の自分を振り返りながら、少しでも成長したところを探すようにしています。
そのような目で自分自身を見つめると、ほんのちょっとだけですが、年を積み重ねるとともにどこか人間としての成長ってあるものです。
そんなちょっとしたところに、一年間頑張った自分を褒めながら、また前向きに頑張っていこうと思うわけです。

 「7月4日に生まれて」という映画がありました。
独立記念日に生まれた主人公を、トム・クルーズが演じていました。
このタイトルがとても素敵だなと思い、7月4日に自己反省し新しく生まれようとする私の心の洗濯を、「7月4日に生まれて」に擬えています。
過去の自分を悔やんでも詮無いことですが、振り返りを未来の自分に活かすという意味では、一年に一回ぐらいはしんみりと考え込んでもいいかなと思っています。

 日本は、「暑い!暑い!」の連発で、皆さんお疲れ気味のようですが、アメリカは祝賀モードです。
気持ちだけでも、アメリカンといきたいところです。

 今日も、よい一日をお過ごしください。


シャトーオーブリオン

2022/07/03 05:39:08

  おはようございます。
いつもの時間に起きて、朝活ウォーキング。
早朝でも蒸し暑さを感じる毎日だったので、気づけばいつの間にか半袖Tシャツになっていました。
歩いているうちに、微かにポツポツと雨が…。
袖から出ている腕にかかる水滴は、ミストのように気持ちよく肌に吸い込まれていくようでした。
まるで、オアシスにたどり着いたよう。
今日は雨?と思い、スマホを取り出してお天気情報を確認しようとしましたが、画面は開きませんでした。
まだ、復旧しない電波。
今日もWi-Fiと公衆電話を求めて彷徨うのかなと思うと、電波もまたある意味では現代のオアシスかな?

 暑い時期にはよくバーベキューの計画があるのですが、これだけ暑いと暑気を払うどころか、吸収して倒れそうです。
ということで、肉料理を食べに行くことになりました。お気に入りのお店があるのですが、一ヶ月ぶりでした。
肉料理にはやっぱりワイン!
メンバーのひとりが酔った勢いだったのか、いかにも高そうなワインを頼んでくれました。
ラベルを見ると、シャトーオーブリオンとありました。どこかで聞いたことがある名前?

 私はワインはあまりよくわからないので、出てきたものをいただくだけなのですが、「高い」と聞くと、ちょっとドキドキしながら一口。
美味しくないことはないのですが、「うーん、よくわからない」というのが正直な感想でした。
ただ、お肉をいただいた時に一口ワインをいただくと、これがまた感動の瞬間でした。
固い蕾が美しく花開くように口の中にでとろけるような味わいが広がりました。
これがワインの醍醐味、マリアージュなのでしょうか。

 シャトーオーブリオンをどこかで聞いたことがある名前と思ったのは、高いお肉のシャトーブリアンのことでした。
名前も似ていることなので、シャトーオーブリオン×シャトーブリアンといきたかったところですが、かなり厚かましいと思い、遠慮しました。

 今日も、よい一日をお過ごしください。

半夏生

2022/07/02 06:17:59

  おはようございます。
夏至を過ぎ、少しずつではありますが日の出の時間が遅くなってきたのを感じます。
日の入りも少しずつ早くなり、冬に向かってまた日が短くなっていくのですね!
そう思うと一年ってあっという間に過ぎていくような嫌な思いをしながらも、日々を大切に過ごしていきたいです。

 夏至から数えて11日目の今日は、半夏生です。
初夏は農家にとっては繁忙期です。通じて田植えは4〜6月までに行われますが、半夏生といえば誰に確認することもなく、それまでには田植えを終えておきなさいという目安となっていました。
半夏生より後に田植えをすると、秋の収穫高が激減してしまうといわれ、半夏生は農業においてはとても重要な節目でした。その習慣が受け継がれ、現在に至っています。

 半夏生の時期に食べるとよいとされているものがあります。
私はこの時期になると、鮮魚コーナーにタコがやたらとたくさん並んでいるのに驚いたことがあります。
そして、そのタコの横には「半夏生」と書いた札が置いてありました。
半夏生の意味を知らなかった時は、変な感じがしましたが、調べてみると納得する風習でした。

 なぜタコかというと、タコの足にある吸盤のように、苗がしっかり根づき稲がたくさん実るよう願いが込められているらしいです。
また、タコにはアミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれています。ですから、疲労回復に効果があり、田植えで疲れた体を癒すのにピッタリなのです。
そして、夏バテ防止にも役立ちます。
自然とともにあった暮らしだったからこそ、生まれた知恵なのでしょうね!

 さて、現在はといいますと、史上最短の梅雨が明け、梅雨を感じないままで連日の猛暑です。
季節の移ろいを優雅に感じるどころか、この暑さに体を慣れさせるのに精一杯です。
半夏生のタコだけでは、疲労回復にはならないかもしれません。
昔の人は、この猛暑までは予測できなかったことでしょう。

 今日も、よい一日をお過ごしください。

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